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扉の向こう側 INDEX [小説:扉の向こう側]

  扉の向こう側            小島 澪

― 目次 ―
現在(1) 2006年1月4日
過去(1) 2005年10月13日
過去(2) 2005年9月17日
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過去(4) 2002年6月12日
過去(5) 2000年12月31日
過去(6) 2000年2月3日
現在(2) 2006年1月4日
過去(8) 2005年10月16日
過去(9) 2005年12月31日
過去(10) 2006年1月1日
未来 2006年9月17日
10年前 1996年9月17日

※目次の通し番号順でも、時系列でも、最後からでも、お好みの順番でお読みください。


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扉の向こう側 未来 2006年9月17日 [小説:扉の向こう側]

 今、ここにこうしているのは、たくさんの過去の結果だ。
 全てのことはきちんとつながっている。
 ふと思うこと。何気なくすること。落ち込むこと。笑うこと。失敗や成功。誰かの言葉。一見何の意味もないことにも、実はちゃんと意味がある。見えないところでつながって、結果が出る。
 もし一つでも開く扉が違っていたら、少しでもタイミングが違っていたら、今とは違う人生を生きていたはずだ。
 私はそれを知っている。
 だから、今、この瞬間を大切にしたい。ここからまたつながっていく明日のために。

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もつれた糸をほどく [出来事:今]

自分のサイトを持っていながら、他のところに居場所を作って分散すると全てが散漫になる。
と反省。

そう考えると、男女関係で浮気を成功させる人ってつくづくマメだなと感心する。
別に誰かに浮気をされたというわけではないけれども、私は辻褄を合わせた嘘もつけないので、そういうことを見事にこっそりやってのける人はとてつもなく頭がよくて行動力があると尊敬(?)する。

話が脱線した。

最初からわかってはいたけど、言い訳すれば、ここは小説の応募のために作ったサイトなのでそれも仕方がない。(開き直りは、浮気がばれた人が最後にとる手段か。)
少し整理してみた。
基本は元のサイトがメインで、他はそこからリンクする。
このページは、オンラインで小説を連載する時に使う、ということにする。
(しばらく書いていないけど)

通常の活動は下記のWebサイトになります。
日常のかなりくだらないことしか書いてないですが、なんとなく気が向いたら立ち寄っていただければうれしいです。

ビー玉日記
http://beedama.ciao.jp/
日記を中心にオンライン更新中


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ある土曜日 [出来事:今]

あっという間に正月休みも終わってしまった。
気分だけまだ休みを引きずっている。ああー。働きたくない。
怠け者です。

「扉の向こう側」をブログ賞応募に当たって修正・変更した。
気になるところはいくつかあるものの、書いた時の勢いをそのまま生かしたいとも思うので、
これ以上は変更しないでおく。
「約束の行方」は、少し違う角度で手書きで書いているところ。
Webで書いているストーリーはそれとは別に継続していく。
PCで書くのと手書きとでは文章の肌触りが違う。
私は基本は手書き派なんだなと最近つくづく思う。
PCで書くものは手書きとは別の魅力があるのは事実だけど。

小川洋子さんは、手書き派じゃないかなあ、と勝手に推測する。
大好きな本が映画になった。
人から借りて読みはじめたら、一気に最後まで読んでしまって、思わず泣いた本。
深津絵里さんも好きな女優さんなのでうれしい。
絶対観に行こうと思う。

「博士の愛した数式」


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扉の向こう側 現在(2) 2006年1月4日 [小説:扉の向こう側]

 先日、偶然見たテレビ番組で、村上さんが海外小説の翻訳をして活躍していることを知った。
 去年ベストセラーになった本の翻訳者としてドキュメンタリー番組に取り上げられ、目を輝かせて本当に楽しそうにインタビューに答えていた。
 会社を辞めて、オーロラを見に行って、それから翻訳の仕事で成功する。そんな風に、私には思いも寄らない選択をぽーんとやってのけてしまう人もいる。
 今になってみれば、その村上さんとあの時話したことが全てのきっかけだったんだろうと思う。
 あれから少しずつ少しずつ、私はちゃんと自分の意志で今の生き方を選んできたのだ。三十年生きて、やっと人生の流れが見えてきたような気がする。
 私は熱い紅茶を入れて、再び日記を置いたテーブルの前に座った。
 日記は、二〇〇五年十月十三日で終わっている。
 その後二ヵ月の間に起こったことを、記録しておこう。
 いつかまたこうして過去の扉を振り返ることができるように。


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